動脈硬化と塩分
日本人は欧米人に比べて一日の塩分摂取量が多くなっています。
日本人の塩分摂取は一日約10g以上で、この量を5gから7gに減らすことで、血圧が
下がり、動脈硬化や高血圧症の予防や治療に効果的になります。
動脈硬化と塩分の取りすぎは深い関係があり、塩分を多く摂取すると血圧が上がるため、
血管が破れないように防御し厚みを増します。
また血中の塩分が増えることで血中の血小板の凝固性が高くなり血栓が出来やすくなるので、
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしやすい要因が揃い、大きな問題が起こります。
塩分を摂り過ぎることで高血圧になる理由は、血液中のナトリウムの濃度が高くなると血液を
薄める作用が働いて血液量が増え、血管がいっぱいになるためです。
血液中の細胞内のカリウムはナトリウムを伴って尿中から排出する働きを持ち、ナトリウムと
バランスをとることで、過剰摂取による血圧の上昇を防ぎ、動脈硬化を予防する役目を
果たしてくれます。
動脈硬化がひどくなるとさまざまな脳疾患や心臓疾患を誘発しやすくなります。
自覚症状のないまま病気が進行するので、毎日の食生活に気をつける必要があります。
血圧測定や健康診断を定期的に受けることで、動脈硬化や高血圧症などの成人病や
生活習慣病から体を守りましょう。
