結婚して健常に夫婦生活が継続されているにもかかわらず、2年間以上妊娠しない状態が、不妊の定義とされています。子どもが欲しいのになかなか恵まれない方や、妊娠しにくい体質かもしれないと感じた方は、このサイトの情報を、じっくり読んでみてください。

不妊の原因を調べるフーナーテストについて

フーナーテストとは、不妊症の原因を調べる検査の一つで、性交後の子宮頚管粘液の中にある
精子の状態を見る検査です。

この検査は、子宮頚管粘液の分泌が多い排卵直前に行われます。

一定期間の禁欲のあと、検査の12時間前くらいまでに性交渉をして、子宮頚管から粘液を
採取し、顕微鏡で頚管粘液中の精子の動きなどを調べます。

フーナーテストで、多数の活発な運動性精子が確認できると、高い確率の妊娠率が期待でき、
問題はないだろうということになります。

反対に、子宮頚管中の精子の大部分が不動精子の場合や、不動精子しか確認できない場合は
抗精子抗体が疑われます。

抗精子抗体とは、精子の運動能力を落とし停止させてしまう抗体です。

女性の側に抗精子抗体があると、精子が子宮内に入っていけなかったり、入っていけても
受精できなかったりして、不妊の原因となるのです。

結果がよくなかったときでも、2~3回検査を受け、そのうち1回でも結果が良ければ心配は
いらない場合が多いので、何度か受けることが必要でしょう。

フーナーテストの結果が毎回悪い場合には、血液を採取して、抗精子抗体検査をしてみる
必要があります。

不妊治療を受けている女性の数%に、抗精子抗体が見つかることからも、フーナーテストは
有効な不妊検査であるといえます。