結婚して健常に夫婦生活が継続されているにもかかわらず、2年間以上妊娠しない状態が、不妊の定義とされています。子どもが欲しいのになかなか恵まれない方や、妊娠しにくい体質かもしれないと感じた方は、このサイトの情報を、じっくり読んでみてください。

排卵誘発剤を使っての不妊治療のリスク

不妊治療には効果的なものがたくさんありますが、その分リスクも無いとは言い切れません。

排卵がしにくい、自然に排卵しないというような不妊症の治療には、排卵誘発剤を使用する
治療はとても効果がありますが、やはりリスクもあります。

HMGなど注射を使用して行う不妊のための排卵誘発治療は、内服を使って治療するよりも
強く反応が出るので、超音波エコーで卵胞の大きさを確認しながら注射の量を慎重に調節
しなければならない治療になります。

この不妊の排卵誘発治療は、たくさんの卵胞が一度に育ってしまうことにより、卵巣が腫れる
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を起こすこともあり、この症状は腹水、胸水が溜まったり、
卵巣が大きく腫れてしまいひどい痛みが出たり、呼吸困難になるなどの副作用があります。

不妊治療による副作用の卵巣過剰刺激症候群は、軽度のときは経過観察で自然に治まりますが
重度になると入院の必要があります。

クロミッドという内服薬を使用しての不妊の排卵誘発治療は、続けることによって頚管粘膜が
減少することがあったり、子宮内膜が厚くならないといった副作用が起こると報告されて
います。

普通は1つの卵胞が発育して排卵をするのですが、排卵誘発剤を使うことで複数の卵胞が
同時に発育して排卵するので、多胎妊娠を起こす可能性も高くなります。